気まぐれな管理人による雑文サイト。Web小説「Rebirth」連載中 (笑)

Shureイヤホンのイヤーピースに対する考察(音質VS快適)

2023年10月15日  2023年10月15日 
引き続きオーディオネタ。

ここ数年、外出時に使用する有線イヤホンはShure製品で揃えている。
今のメインはBAドライバー3基を搭載するSE535ltd。
イヤモニとしての特性が強く、繊細な音の聞き分けも可能な優れたイヤホンだ。

Shure製品共通の傾向として、使用するイヤーピースで音の質がだいぶ変化する。
(Aonicシリーズは持っていないし買う予定もないけど、たぶん同じだろう)

のっけから結論を書いてしまうのだけれども。

音質と快適さを両立できる、ごきげんなイヤーピースはWestone TRUE-FITフォームだった(リンク先はSサイズ)



ここにたどり着くまでに、いろんなイヤーピースを試したんですよ。

ほら、ね?
引っ越したときに純正フォームなくしちゃったから寂しいけど(笑)

フワフワの標準チップも使っていたが、残念なことにわたしの耳には合わなかった。
しばらくすると耳の穴が痛くなって、快適性が損なわれてしまう(個人の感想)
いちばん耳に優しくて着用しやすかったのは純正シリコン製(左から2番目)
耳道に沿ってフィットするSpinFit(いちばん左)も試したけど、わたしには合わなかった。
着用感はシリコン製が良いのだけれども、音が抜けてしまうような印象を受けたな。

BAドライバーとの組み合わせで、最高の音が聞こえたのは通称「三段キノコ」(いちばん右)
他の方のレビューを読んでいても三段キノコの評価は高い。
だけど一時間単位で耳の穴に突っ込んでいると、なぜか耳の穴が痒くなっちゃうんだな。
白くて汚れが目立って頻繁に交換したくなるので不経済でもある(よく見ると汚いのよ。笑)
極めつけに「なんか見た目がダサい」という理由(個人の感想)もあって、泣く泣く使用を諦めた。
※裏を返せば「一時間以内の使用が多くて、頻繁に交換できる方」には一番お奨めできる

そんな中で見つけたのがWestoneのイヤーピースだった。

Shure製品と瓜二つのWestone製品、イヤーピースの互換性もある。
んで、このイヤーピース一番の特徴が、この長さ(標準の長さもありますよ)
かなり奥までズボッと入るため、耳の穴のフォーム容積が段違いに多い。
必然的に遮音性も上がり、音質も良くなるって寸法だ。

耳の穴の中で潰れて音道が塞がれるのではないかと懸念したが、それは杞憂だった。
ワンサイズ小さいSサイズを選定したところ、わたしの耳では音質の劣化は感じられなかった。
最終的に耳の奥まで届くので、多少ブカブカでも遮音性には影響しない(あと耳の穴が痒くならない。笑)
コンプライ製品と比較すると耐久性も高く、交換頻度が抑えられるのも地味に嬉しいポイントだ。

耳にしっくりハマるイヤーピースを使うと、音楽ライフがさらに快適になります。
皆さまもお試しあれ。



【追記】コンプライでも類似製品が発売されている(Pシリーズ)
こちらは試していないが、イヤーチップの長さを稼いで音質を改善する考え方は共通だ。
興味のある方は試してみると良いかもしれませんね。



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bell(@bellstown21
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