ギターパンダ 「引き潮」
上野動物園で生まれましたね。かわいいですね。愛らしいですね。
さらに唐突ですが、ギターを弾くパンダ、ご存じですか? (なんじゃそりゃ。笑)
世の中広いもんで、ギターを弾いて歌えるパンダがいるんだよ。
マイクに食いつかんばかりの勢いで歌い、ギターをかき鳴らすパンダが実在する。
確か出身は岡山県だったかな (笑)
その名も「ギターパンダ」。またの名を「山川のりを」と人は発します (公式HP)
なかなか旨みのある個性的な歌を歌うロックシンガーさんです。
忌野清志郎さんのバンド「忌野清志郎&ニーサンズ」にギターで加入し、ギタリストとしての才能を発揮してきました。
そして現在は全国津々浦々を旅してまわるギターパンダとして、ボーカル、ギター、パーカッションをひとりでこなす、驚きのワンマン・バンド・パフォーマンスを繰り広げている (笑)
とあるライブで、ギターパンダの「引き潮」という曲を聴いたとき、わたしはグッと惹きつけられてしまった。(YouTubeで検索)
誰もが皆好きなように暮らしたならいや、乱暴な言葉だけど、これはひとつの真理ですわ。
今よりも幸せな世の中になると
黒目がちなお前はそういったけど
オレはなんだか少し引っかかる
誰もが皆好きなように暮らす世界
なるほど確かにそいつはすばらしい世界
でも問題は俺たちがそんな世界では
やってけないほどだらしないって事
「誰もがみんな好きに、自由に暮らす世界」という美しい理想を掲げるのは、あなたの勝手。
でも「それが万人にとって素晴らしい世界なのか?」と問いかけると、その美しい理想は途端に胡散臭さを帯びてくるのだよ (笑)
あなたの幸せは万人の幸せじゃないかもしれない。
誰かの幸せは人の幸せの上に成り立つとは限らず、誰かの不幸せの上に成り立っているのかもしれない。
人間って結局とってもだらしなくて、 みっともなくて、それでいて一人ひとりがとても愛おしい存在なのだ。
てめーらだけで好き勝手やるのは勝手だけど、それを俺たちに押しつけるんじゃないぞ。
・・・って、あまのじゃくなわたしなんかは考えてしまう。
今みたいなどんよりした時代にこそ、ギターパンダのメッセージがストレートに届くのではないかと思う。
どんよりした曇り空でもdon't worry根拠がなくたっていいんだよ。
オレのメッセージお前に届いたかな
どんよりした曇り空でもdon't worry
根拠もないのに失礼だったかな
ケセラセラで笑って生きてれば、きっといつか、良いことがあるんだからさ。
「引き潮」が収録されているのは「ロックンロールパンダーランド」というアルバム。(Amazonで見てみる)
愛くるしいビジュアルに、あなたも釘付け間違いなし (笑)
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