気まぐれな管理人による雑文サイト。Web小説「Rebirth」連載中 (笑)

ギターパンダ 「引き潮」

2017年9月20日  2018年4月18日 
唐突ですが、パンダ、お好きですか?
上野動物園で生まれましたね。かわいいですね。愛らしいですね。

さらに唐突ですが、ギターを弾くパンダ、ご存じですか? (なんじゃそりゃ。笑)
世の中広いもんで、ギターを弾いて歌えるパンダがいるんだよ。
マイクに食いつかんばかりの勢いで歌い、ギターをかき鳴らすパンダが実在する。
確か出身は岡山県だったかな (笑)

その名も「ギターパンダ」。またの名を「山川のりを」と人は発します (公式HP

なかなか旨みのある個性的な歌を歌うロックシンガーさんです。
忌野清志郎さんのバンド「忌野清志郎&ニーサンズ」にギターで加入し、ギタリストとしての才能を発揮してきました。
そして現在は全国津々浦々を旅してまわるギターパンダとして、ボーカル、ギター、パーカッションをひとりでこなす、驚きのワンマン・バンド・パフォーマンスを繰り広げている (笑)

とあるライブで、ギターパンダの「引き潮」という曲を聴いたとき、わたしはグッと惹きつけられてしまった。(YouTubeで検索
誰もが皆好きなように暮らしたなら
今よりも幸せな世の中になると
黒目がちなお前はそういったけど
オレはなんだか少し引っかかる

誰もが皆好きなように暮らす世界
なるほど確かにそいつはすばらしい世界
でも問題は俺たちがそんな世界では
やってけないほどだらしないって事
いや、乱暴な言葉だけど、これはひとつの真理ですわ。
「誰もがみんな好きに、自由に暮らす世界」という美しい理想を掲げるのは、あなたの勝手。
でも「それが万人にとって素晴らしい世界なのか?」と問いかけると、その美しい理想は途端に胡散臭さを帯びてくるのだよ (笑)

あなたの幸せは万人の幸せじゃないかもしれない。
誰かの幸せは人の幸せの上に成り立つとは限らず、誰かの不幸せの上に成り立っているのかもしれない。
人間って結局とってもだらしなくて、 みっともなくて、それでいて一人ひとりがとても愛おしい存在なのだ。


てめーらだけで好き勝手やるのは勝手だけど、それを俺たちに押しつけるんじゃないぞ。
・・・って、あまのじゃくなわたしなんかは考えてしまう。

今みたいなどんよりした時代にこそ、ギターパンダのメッセージがストレートに届くのではないかと思う。
どんよりした曇り空でもdon't worry
オレのメッセージお前に届いたかな
どんよりした曇り空でもdon't worry
根拠もないのに失礼だったかな
根拠がなくたっていいんだよ。
ケセラセラで笑って生きてれば、きっといつか、良いことがあるんだからさ。


「引き潮」が収録されているのは「ロックンロールパンダーランド」というアルバム。(Amazonで見てみる
愛くるしいビジュアルに、あなたも釘付け間違いなし (笑)
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bell(@bellstown21
いろんなこと書く人。比較的なんでも食べます (笑)
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