Microsoft Accessのおもひで（魔法使いの開発工房 by ニキータさん）

Microsoft Accessって、ご存じでしょうか？

簡単に言えば、リレーショナルデータベースを簡単に構築できるソフトのこと。
おそらくMicrosoft Officeファミリーの中で、いちばんとっつきにくいとされているソフトではないかと思う。
知った風なことを書いているわたし自身、「リレーショナルデータベースってなんぞや？」という質問への的確な回答が判らない (笑)
とにかく、そんなおバカさんでも使えるのがウリになっているらしい。

もちろん簡単なデータベースであればExcelでも構築できる。
Excelって、関数だけでもいろんなことができる万能なソフトだし。
でも「入り組んだクエリーを使いたい」とか、「レイアウトの凝ったインターフェイスを作りたい」とか、「SQLをバリバリ活用したい」とか、そういう話ならAccessに軍配が上がる。
＃知った風なことを書いているわたし自身…（以下略。笑）

わたしが初めてAccessに触れたのは高校生の頃。
ちょっとした興味半分だったのだけれども、なんちゃって住所録データベースを作ってみた。（確かOffice97だったかな？）
Excelの関数も満足に使えないわたしがAccessに手を出すなんて、無謀も良いところ。
でも、なんだか「パソコンを使いこなしてる感」が、とにかく心地よかったんじゃないかと思う (笑)

アプリケーションで何気なく使っている、リストボックスやコンボボックスをフォームに実装するだけで、さんざん苦労したことを今でも覚えている。
たとえばWebで「リストボックス同士を連結させる方法」なんて調べてみたり、自力で試行錯誤した経験が、パソコンを使う上で良い勉強になった。

そんなときにたどり着いたWebサイトがこちら。

魔法使いの開発工房（管理人：ニキータさん）
http://www.mahoutsukaino.com/

本来なら難しい内容なんだけれども、軽妙な語り口が読みやすく、読み物としても純粋に面白い。
頻繁に更新されていた頃は、日記やSF小説なども公開されていた。
すっかり音沙汰がなくなって寂しいが、（ドメインは生きているので）お元気でいらっしゃるのだと思いたいものだ。
こんな風に、何気なく思い出したWebサイトに繋がるって、なんだか嬉しい。
当時のアレコレを思い出したりして、おもわず遠い目モードになってしまう (笑)

かれこれ20年近い歳月が経っている訳だが、今も仕事でなんとなくAccessが使えているのって、きっとニキータさんのおかげなんだろう。
感謝、感謝なのである。


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