気まぐれな管理人による雑文サイト。Web小説「Rebirth」連載中 (笑)

イノダコーヒーと高田渡の「コーヒーブルース」

2017年9月4日  2018年4月18日 
「三条境町のイノダっていうコーヒー屋」をご存じでしょうか?
本店は京都三条にある、1940年創業の老舗コーヒー屋さんらしい。(京都に行ったことがないから見聞レベル)

ホームページはこちら。
http://www.inoda-coffee.co.jp/index.html

東京駅に隣接している大丸の8階に支店がある。
深い甘みが特徴の深煎りコーヒーと小洒落たケーキが美味しい、昔ながらの喫茶店だ。(食べたことはないけど、お食事も美味しいらしいですね)

窓際の、波打ったデザインのテーブル席で赤いビロード調の椅子に座ってぼんやりすると、慌ただしい日常で「ちょっとした非日常」を味わえる。
窓の向こうに見えるのが、たとえ久光製薬サロンパスと昭和天ぷら粉の看板だったとしても。。。である (笑)

店内はほどよい距離感があって、人が多い時間帯でも快適に過ごすことができるのが「いかにも喫茶店」な雰囲気で、これまた良い。
場所が場所なので時間帯によっては混み合っていて、入店まで少し待ち時間が発生するのが難点かな。
でもベンチで座りながら待てるし、今までの経験上15分もお喋りしていれば入店できる。

電車の待ち時間が中途半端にあるとき、ちょっと特別なときに行ってみると、ほんの少しだけ優雅なコーヒータイムを楽しむことができますよ。


さて。
書き出しの元ネタは、かの有名な故・高田渡先生の「コーヒーブルース」。(YouTubeで検索

行きつけのコーヒー屋さんで働いている「あの娘(こ)」と会いたい気持ちを歌った、とても短い、そして素朴な曲なんだな。
高田渡といえば、浮浪者の生活を歌った「生活の柄」が代表曲ではありますが、なんとも味のある楽曲を数多く世に送り出した方です。
(今どき使うことが難しくなった「浮浪者」って言葉に時代を感じるね。笑)

冷気にからかわれて、浮浪者のままでは眠れない。
そんな季節が、もうすぐやってきます。
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bell(@bellstown21
いろんなこと書く人。比較的なんでも食べます (笑)
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