アシダ音響のヘッドフォン(ASHIDAVOX ST-90-05)
わたしが自宅で集中して音楽に浸りたいとき、使っているのがこちらのヘッドフォン。
はい、知る人ぞ知るアシダ音響(ASHIDAVOX)ですよ。
レトロなルックスが一周まわってシャレオツな「ST-90-05-H」のグレーバンドを購入した。
メーカー直販サイトから購入して送料込み7,212円だった。
細部はこんな感じ。
頭が大きめのわたしが快適に使用できるので、ピアノ線を使った調整機能も必要十分。
業務用モデルがベースになっているため「質実剛健」と呼ぶにふさわしい外観。
やや側圧が強い気もするけれども、嫌な締め付けはないので良好な着用感である。
メガネと同時着用もストレスを感じづらいのが嬉しい。
んで、肝心なのは音なんだけれども普通に良い。
PCスピーカーはBOSE製品を常用しているわたし。
しっかり響く低音を土台として、高音まで綺麗に積層されたドンシャリ音響が大好物。
そんなわたしがニッコリできるんだから、良いんじゃないでしょうか(適当でゴメン。笑)
音場は近く、耳のそばで良質なスピーカーが鳴っているようだ。
アコースティックギターのインストは、弦の細かい揺れまで感じられる。
まるで体中に音を浴びているような、そして奏者が眼前にいるような錯覚をしてしまう。
実際には腹に響いていないのに……まぁ、不思議な感覚だね。笑
わたしの個人的な感想だけれども、ボーカルは埋もれ気味に聞こえる。
特に女性ボーカルは後ろに引っ込んでしまうような印象だ。
ロック調の楽曲では演奏がグイグイ前に出てくる傾向を強く感じた。
良いとか悪いの問題ではなく「音楽」を聴くための音作りをしているからなのだろう。
当たり前だけれども、これは音を分析的に聴くためのヘッドフォンではない。
BA型イヤフォンのような繊細さ、分離の良さ、解像度を期待してはいけませんよ。
そういう聴き方をしたい方はモニター仕様の製品を探しましょう。
結論としては。
最後に、このクオリティで国内生産というのが驚きなんだな。
替えパッドも用意されているので、気になるアフターフォローも万全。
日本メーカーを応援したいわたしとしては、今後も機会があればアシダ製品を購入しますぜ。
--
bell(@bellstown21)follow ME!
いろんなこと書く人。比較的なんでも食べます (笑)
Twitterをフォローしていただければ更新時に呟きます