気まぐれな管理人による雑文サイト。Web小説「Rebirth」連載中 (笑)

ギャンブル依存症に関する極めて真面目な考察( #ブリトラ 「パチンコ」)

2018年5月13日  2018年5月13日 
わたしは、いっさいギャンブルをやらない人間だ。

ギャンブルって、非常に良くできた金儲けのシステムだと思う。
遊ぶ人間の勝ち負けにかかわらず、胴元が必ず儲かるようになっている。
見境をなくして周囲が見えないギャンブル中毒者は、今日も明日もカネを落としていく。
スリルと興奮を求めて何度もリピートする彼らは、胴元の「良いカモ」だ。
初期投資を回収した後の業績は右肩上がりで、胴元ウハウハではないか。

射幸心を煽り、カネを巻き上げる。
どハマリした人間だけに留まらず、その家族を骨の髄までしゃぶりつくすこともある。
率直に申し上げて、クソみたいな業界だ。

#関係者の方が読まれてお気を悪くしたらお詫びいたします
#健全に楽しむことができるなら、非常に面白い業界だとは思っています

そんなわたしのギャンブル観を共有していただいたところで、いよいよ本題。
まずはブリーフ&トランクスの「パチンコ」をお聴きいただきたい。
ただし、サムネに見える「チンコ」の文字は気にしないように。


#彼女によれば「メロディはいいのにクソ歌詞www」との評価 (笑)

ギャンブル依存症患者の心境を、これほど的確かつ生々しく表現した歌があっただろうか。

臨時収入 → またギャンブルができる
勝った → 嬉しい、またヤリたい
負けた → 悔しい、次こそは勝つ
お金がない → 借金しても勝てば返せる
こんな生活をしていたらイケない → でもヤリたい
看板を見る → でもイキたい、ついイッちゃう

そんなこんなをくり返すうちにどハマリし、抜け出せなくなるのがパ~★チンコ♪(ギャンブル)だ。
#ところどころに挟む下ネタを気にしてはイケませんよ? (笑)

ギャンプル中毒は、もはや一種の病気と呼んでも差し支えない。
実際にNHKの「クローズアップ現代」では、脳の異常が見られると明確に報じている。

“ギャンブル依存症” 明らかになる病の実態 | NHK クローズアップ現代
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3582/1.html

老若男女を問わずに「勝つ」という成功体験は、脳に強い快楽をインプットする。
それなしでは生きられないよう、脳の回路そのものを再配線してしまう訳だ。
やがて起きている間は、本人や家族の意思と無関係にギャンブルのことを考え続ける。
それが依存症の真の怖ろしさ。

モロチン病気であれば治療が必要だし、家族や周囲の適切かつ継続的なサポートも不可欠。
ギャンブル依存症は「いつまで止めれば完治」とは断言できない病気だ。
生涯にわたって「止め続けなければいけない」不治の病だ。
患者自身も、その家族も、この重大な事実から目を背けてはイケない。

なにより。
ギャンブル依存症の患者は、ご自分が「人間のクズである」という自覚を持つべきだ。
家族から愛想を尽かされても当然の存在だと自覚した方が良い。
その甘ったれた根性を根底からたたき直して、出直してくるが良い。
そして病気である以上、患者は「患者の義務」を果たさなければならないよ。
その義務を果たすことすら放棄する人間は、誰からも信用されなくなるからね。

ご家族の度重なるギャンブル癖に悩む方。
いっそブリトラの「パチンコ」を聞かせてみは如何だろうか。
そして三行半をつきつけて「あんた、チンコ以下のカスだわよ!」と言い放ってやろう。

悲しい事実だけれども依存症は治らない、それが現実だ。


――悩まれる方々の健闘を祈ります。


あとがき
本文と紹介した曲は下ネタ多めだけど、けっこう真面目に書きました。
お気を悪くされる関係者の方がいらっしゃれば、それはわたしの文章力の至らなさによるものです。


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bell(@bellstown21
いろんなこと書く人。比較的なんでも食べます (笑)
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