リンテンLIVE＠BACK IN TOWN（後半）
2018年4月2日
2018年4月18日
前半のあらすじ
リンテンLIVEに参加した彼女とわたし。
第二部開始早々、堀江淳さんの乱入に戸惑うのであった
→前半はこちら
リンテンさんのコールに拍手が湧き上がるも、急展開にざわつくオーディエンス (笑)
やがてニコニコ顔の堀江淳さんがステージに登壇した。
1981年に「メモリーグラス」でメジャーデビューし、今も各地で歌い続けているシンガーソングライターである。
＃知った風な書き方をしているけれども、ステージを見るまで守備範囲外だったのは内緒ね (笑)
堀江淳オフィサルサイト
http://jun-horie.com/
堀江淳さん、リンテンさんと挨拶を交わしながら着座。
ラジオ番組のパーソナリティもされているそうで、軽妙なトークも心地よい。
お花見の話をしながらTaylorのミニギターを抱え、さりげなくシールドを挿す。
この方、完全に演（や）る気です (笑)
「では聞いてください。『メモリーグラス』」
――リンテンさんの演奏をバックに堀江淳さんの生歌。
伸びやかなハスキーボイスに会場が包まれる。
なんと贅沢な空間だろうか。
リンテンさんによると、堀江淳さんはデビュー当時とキーが変わっていないそうで。
ご本人曰く「歌い続けるから変わらないんです」と謙遜されていたが、常に第一線でステージに立ち続ける人間はオーラが違う。
さらりと歌いきった堀江淳さんは客席へ戻り、再びリンテンさんのワンマンステージへ。
おもむろに譜面を取り出し、再びボソボソ（失礼。笑）話し始める。
「次にやる曲。実は昨日の朝、作ったばかりの曲です。お察しください」
1分強の短い演奏。
前日の朝、予定よりだいぶ早く目が覚めてしまったのがきっかけで出来上がった楽曲とのこと。
タイトルも何もついていない、ほぼ即興に近いフレーズの寄せ集め。
できたての曲らしく飾り気のない、素直な音で構成された、少しジャジーなメロディだった。
譜面とにらめっこしながら、手探りの運指で弾くリンテンさん。
実はリンテンさんの楽曲には、まだレコーディングされていない楽曲やタイトルが付いていない楽曲が多い。
音源化されている楽曲の中にも、ライブでくり返し演奏されることで変化する楽曲もチラリホラリ。
発売されている譜面集とライブで演奏されるバージョンが違うなんて日常茶飯事。
なにかの折に「そのときの演奏が常に正しい演奏です」と語っていたリンテンさん。
この楽曲も、少しずつライブで演奏することで変化していくのだろう。
ライブも終盤にさしかかった頃。
「最近ライブでよく演奏する楽曲」として、アルバム「Spiritdance」収録の「Dawning」を演奏してくれた。
少し異質なコード進行で、少しずつ変化しながら展開されるこの楽曲。
会場の大型スピーカーから容赦なく放たれる低音が、身体の芯までズンズンと響く。
エフェクター全開のうねるようなコーラスと、僅かなディレイが会場に響き渡る。
これですよ、これ。
全身で音楽を聴いているかのような、この感覚がたまらない。
ライブ会場でなければ味わうことができない感覚に、身も心も高揚する。
アンコールも終わり、いよいよ最後の楽曲となった。
リンテンさんは首をかしげながら「これが本当にラストで良いのか、今でも悩んでいます」と独りごちる。
意を決したように演奏を始めたはいいものの、速効でトチってしまうお茶目っぷりを発揮 (笑)
でも少し演奏されたイントロで曲名が判明してしまった。
まさかの「宇宙戦艦ヤマト」で締めてきた（ささきいさお御大が歌ったアレ。笑）
これは難易度Cではないかと容易に察しが付くような運指がくり返される。
最後の「ジャジャジャジャン♪」まで再現するという凝り具合に、会場は大いに盛り上がった。
「でも、これじゃアレなんで、最後にマイクだけでやります」
本当の最後の楽曲は、いつもピックアップを通さない生音をマイクで拾って演奏してくれるリンテンさん。
楽曲はファーストアルバム「Bayside Resort」から「麻衣」をチョイス。
柔らかなメロディが、アコースティックギター本来の自然な音色で響き渡る。
ずっとピックアップ越しの、エフェクトがかかった音を聴いていた耳を洗い流すかのようだ。
動から静へ、静から動へとめまぐるしく入れ替わり、そして静で締めくくられる。
熟練のパフォーマンスを堪能した2時間30分。
客席に居るリンテンさんと堀江淳さんにごあいさつして、帰路についた。
またステージのリンテンさんに、2人で会いに行きたい。
ホームページには、リンテンさんのライブ情報が掲載されている。
最近はジョイント企画が多く、ワンマンステージを見られる機会は少ない。
今も精力的に全国を回っているので、ライブがお近くで開かれる際は是非とも足を運んでみてください。
アコースティックギターの魅力を存分に堪能できるひとときをお約束します。
岡崎倫典のホームページ
https://www.rynten.com/
編集後記的なもの
ご本人がYouTubeにアップされている「麻衣」をどうぞ。
https://youtu.be/zaMI4kd2aR0
＃埋め込みできないので直にジャンプしてください
--
bell（@bellstown21）follow ME!
いろんなこと書く人。比較的なんでも食べます (笑)
Twitterをフォローしていただければ更新時に呟きます
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リンテンLIVEに参加した彼女とわたし。
第二部開始早々、堀江淳さんの乱入に戸惑うのであった
→前半はこちら
リンテンさんのコールに拍手が湧き上がるも、急展開にざわつくオーディエンス (笑)
やがてニコニコ顔の堀江淳さんがステージに登壇した。
1981年に「メモリーグラス」でメジャーデビューし、今も各地で歌い続けているシンガーソングライターである。
＃知った風な書き方をしているけれども、ステージを見るまで守備範囲外だったのは内緒ね (笑)
堀江淳オフィサルサイト
http://jun-horie.com/
堀江淳さん、リンテンさんと挨拶を交わしながら着座。
ラジオ番組のパーソナリティもされているそうで、軽妙なトークも心地よい。
お花見の話をしながらTaylorのミニギターを抱え、さりげなくシールドを挿す。
この方、完全に演（や）る気です (笑)
「では聞いてください。『メモリーグラス』」
――リンテンさんの演奏をバックに堀江淳さんの生歌。
伸びやかなハスキーボイスに会場が包まれる。
なんと贅沢な空間だろうか。
リンテンさんによると、堀江淳さんはデビュー当時とキーが変わっていないそうで。
ご本人曰く「歌い続けるから変わらないんです」と謙遜されていたが、常に第一線でステージに立ち続ける人間はオーラが違う。
さらりと歌いきった堀江淳さんは客席へ戻り、再びリンテンさんのワンマンステージへ。
おもむろに譜面を取り出し、再びボソボソ（失礼。笑）話し始める。
「次にやる曲。実は昨日の朝、作ったばかりの曲です。お察しください」
1分強の短い演奏。
前日の朝、予定よりだいぶ早く目が覚めてしまったのがきっかけで出来上がった楽曲とのこと。
タイトルも何もついていない、ほぼ即興に近いフレーズの寄せ集め。
できたての曲らしく飾り気のない、素直な音で構成された、少しジャジーなメロディだった。
譜面とにらめっこしながら、手探りの運指で弾くリンテンさん。
実はリンテンさんの楽曲には、まだレコーディングされていない楽曲やタイトルが付いていない楽曲が多い。
音源化されている楽曲の中にも、ライブでくり返し演奏されることで変化する楽曲もチラリホラリ。
発売されている譜面集とライブで演奏されるバージョンが違うなんて日常茶飯事。
なにかの折に「そのときの演奏が常に正しい演奏です」と語っていたリンテンさん。
この楽曲も、少しずつライブで演奏することで変化していくのだろう。
ライブも終盤にさしかかった頃。
「最近ライブでよく演奏する楽曲」として、アルバム「Spiritdance」収録の「Dawning」を演奏してくれた。
少し異質なコード進行で、少しずつ変化しながら展開されるこの楽曲。
会場の大型スピーカーから容赦なく放たれる低音が、身体の芯までズンズンと響く。
エフェクター全開のうねるようなコーラスと、僅かなディレイが会場に響き渡る。
これですよ、これ。
全身で音楽を聴いているかのような、この感覚がたまらない。
ライブ会場でなければ味わうことができない感覚に、身も心も高揚する。
アンコールも終わり、いよいよ最後の楽曲となった。
リンテンさんは首をかしげながら「これが本当にラストで良いのか、今でも悩んでいます」と独りごちる。
意を決したように演奏を始めたはいいものの、速効でトチってしまうお茶目っぷりを発揮 (笑)
でも少し演奏されたイントロで曲名が判明してしまった。
まさかの「宇宙戦艦ヤマト」で締めてきた（ささきいさお御大が歌ったアレ。笑）
これは難易度Cではないかと容易に察しが付くような運指がくり返される。
最後の「ジャジャジャジャン♪」まで再現するという凝り具合に、会場は大いに盛り上がった。
「でも、これじゃアレなんで、最後にマイクだけでやります」
本当の最後の楽曲は、いつもピックアップを通さない生音をマイクで拾って演奏してくれるリンテンさん。
楽曲はファーストアルバム「Bayside Resort」から「麻衣」をチョイス。
柔らかなメロディが、アコースティックギター本来の自然な音色で響き渡る。
ずっとピックアップ越しの、エフェクトがかかった音を聴いていた耳を洗い流すかのようだ。
動から静へ、静から動へとめまぐるしく入れ替わり、そして静で締めくくられる。
熟練のパフォーマンスを堪能した2時間30分。
客席に居るリンテンさんと堀江淳さんにごあいさつして、帰路についた。
またステージのリンテンさんに、2人で会いに行きたい。
ホームページには、リンテンさんのライブ情報が掲載されている。
最近はジョイント企画が多く、ワンマンステージを見られる機会は少ない。
今も精力的に全国を回っているので、ライブがお近くで開かれる際は是非とも足を運んでみてください。
アコースティックギターの魅力を存分に堪能できるひとときをお約束します。
岡崎倫典のホームページ
https://www.rynten.com/
編集後記的なもの
ご本人がYouTubeにアップされている「麻衣」をどうぞ。
https://youtu.be/zaMI4kd2aR0
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