世界一の幸せと自由を謳うあなた方へ

たいせつな秘密をお伝えしましょう。

「幸せ」も「自由」も、誰かに定義してもらう感情ではありません。
人が100人いれば100通りの「幸せの形」や「自由の定義」があってよいのです。
あなたには「あなただけの幸せ」を手に入れる権利があり、あなたには「あなただけの自由」を享受する権利があります。

仮に「幸せだ」とか「自由だ」と感じる瞬間があったとしても、それらは仮初めの幸せであり、制限された自由でしかありません。
もしも、あなたがそう思っているとしたら、そんなのは自己欺瞞です。

どこぞの北の国のような「お仕着せの幸せ」や「与えられた自由」なんてクソ喰らえ。
どちらも自らの手で掴み取るものなのだから。

今も、そしてこれからも、きっと「地上の楽園」なんて夢物語は実現しません。

どうか、その目を見開いて、曇りのない眼（まなこ）で周りを見回してください。
あなたが出会う多くの人たちは、満ち足りた表情をしていませんか？
道行く人の多くは、心からの笑顔を浮かべていませんか？
世間を色眼鏡で眺めることは止めにしましょう。


本当の幸せと自由を探してもがくあなたへ。

わたしは無責任に「がんばれ！」とか「大丈夫！」と言うことはできません。
でも、あなたが諦めなければ、いつかきっと本当の幸せと自由を手に入れられます。
肝心なのは「あきらめない心」です。
そうやって手に入れた幸せと自由こそ、真に価値があり本当なのだと、わたしは思います。
ずっとずっと幸せな未来が、そしてひらかれた世界が、あなたを待っています。


そのような幸せや自由を提供する権利（または権威）があると思い込んでいる人たちよ。

お前たちは何様のつもりだ？
自惚れるのも大概にするが良い。
わたしたち人間は、一人ひとりが尊厳ある存在なのだ。
何人たりともその尊厳を踏みにじる権利を有していない。

苦いを甘いとし、甘いを苦いとしているあなた方こそ災いである。
人に不自由を強制し、型に押し込めているのは他でもない、あなた方だ。
あなた方の罪は天にまで達している。
やがて民衆の憤怒の怒りはその鼻に登り、義の裁きが下るであろう。

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