同じ空を見上げて（ #飯田舞 ワンマンライブ＠二子玉川KIWA レビュー）
2017年11月19日
2018年5月10日
飯田舞ワンマンライブ＠二子玉川KIWAに行ってきました。
タイトルは『同じ空を見上げて～手を伸ばした先に～』。
今回の記事は、レビューと雑感の二段構成で書いてみようと思う。（敬称は略します）
仕事帰りの彼女と電話をしたり、近くにあったペットショップを覗いて、開演15分くらい前に入場。
会場を見渡すと（予想通りではあるんだけれども）大半が男性で、顔見知りが多いのか、オーディエンス同士が思い思いに会話をしている。
苦手だけれども、嫌いな雰囲気ではない。
開演予定時刻から10分ほど経った頃、照明が暗転し、飯田舞が登場。
背筋をピン……と伸ばして舞台下手のピアノへ一直線。そして静かに着座した。
まさに「たおやか」という表現がぴったりである。
一瞬の静寂の後、手をそっと鍵盤に伸ばし、口を開く。
力強く伸びやかな声が響き、優しい伴奏が重なる。
曲調にマッチングした蒼い照明の中、EP「My feeling」収録の「月の雫」から飯田舞ワンマンライブは始まった。
アルバムで何度も聞いたままの声、そしてピアノの音色が会場を満たす。
――と、2曲目で「あの曲」のイントロを奏で始めた。
「桜」だ。
ずっと聴きたいと思っていた、季節はずれなこの曲を、このタイミングで演奏していただけて本当に嬉しかった。
生歌で聴くと判るのだけれども、ファルセットが安定していて本当に美しい。
楽曲については言わずもがなである。
わたしの中では既にオーラスな雰囲気の中、オープニングのあいさつが始まった (笑)
ここからはバンドメンバー（A.Gt.、E.Gt.、Ba.、Dr/Per.の四名）を迎え入れての演奏である。
曲間に軽妙なＭＣを交えながら、飯田舞らしい優しい楽曲を何曲か聴かせてくれた。
ゆったりしたバラードが続いて、まったりムードがオーディエンスを支配し始めた頃、EP「Baby」収録の「そばにいて」からアップテンポコーナーが始まった。
オーディエンスに手拍子かタオル振りを求めるか決めあぐねた挙げ句、最後には「もう好きにして！」と言い放ち、アップテンポな４曲を披露する。
アーティストの演奏にオーディエンスが手拍子で応える、この一体感がライブの醍醐味だ。
代表曲「キミの隣で…」（ゲーム「絶体絶命都市３」主題歌）、最新リリースから「ふたりの空」（ゲーム「巨影都市」挿入歌）を歌い上げて１時間半ぐらいの本編が終了。
拍手の中バンドメンバーと共に舞台から降り、そのままアンコールの手拍子からの、間髪開けず飯田舞ひょっこり再登場（すぐ出てきた。笑）
アンコール1曲目。
ライブのタイトルにもなっている「同じ空を見上げて」（音源未発表曲）が演奏された。
歌詞とメロディの随所にエッセンスがちりばめられていて、まさに「飯田舞の集大成」といった趣の楽曲で音源の発表が待ち遠しい。
再びバンドメンバーを迎え入れ、ゲーム「絶体絶命都市４plus」主題歌の「約束の日」がオーラス。
あっという間の２時間、存分に飯田舞ワールドを堪能させていただいた。
全編を通して振り返ると、曲の流れも考えられ、静と動のメリハリが良い、そしてゲーム音楽から実績を積み上げてきた彼女らしいセットリストだった。
次のワンマンは１２月１日(金)＠Yokohama O-SITE。
タイトルは『同じ空を見上げて～辿り着きたい場所がある～』。
わたしは仕事で参加できないのだが、来年以降の飛躍に繋がるライブになればいいと願う。
興味を持った方は、どうかわたしの代わりに足を運んでいただきたい。
予約は飯田舞オフィシャルサイトから。
http://www.jam-st.ne.jp/usp/produce/iidamai/live/live_index.html
なにより先日書いた「桜」を生歌で聴くことができた時点で、わたしはもう感無量。
ご本人にも感謝の気持ちを伝えたのだが、それだけで足を運んだ価値があったと断言できる。
わたしは「会いたい」と思う人がいれば会いに行くように心がけているし、「伝えたい」と思った気持ちは極力伝えるようにしている。
行動を起こさなかった後悔より、行動を起こしたことで湧き上がる後悔の方が、よっぽど良い。
行動を起こさなかった結果、その機会が永遠に失われることだってある。
それはとても辛いことだ。
何かにつけて「こう在りたい」とか「これがしたい」とか、口にするのは簡単なこと。
でも実際のところ、その夢や目標に向かって一歩を踏み出したり努力をするのは難しい。一歩を踏み出す勇気も必要だ。
でも、その努力を継続するのは何倍も難しく、夢を達成するまで意志を貫くのは狭い戸口を通り抜けるかのごとく膨大なエネルギーが要る。
夢を実現させるために活動を続けるアーティストは、その存在自体がたまらなく眩しい。
たとえば大手レーベルに所属し、たくさんのスポットライトを浴びているアーティストだって、下積み時代を経験したからこそ今が在る。
飯田舞さんの「いつか大きなホールで演奏できればいいな」という夢、是非とも叶えていただきたいと思うし、こんな場末のブログでもその助力ができれば幸いである。
機会があれば、別のライブにも足を運んでみたい。
編集後記的なもの：
東大黒さん（通称「ボス」）って、きちんとドラムを叩くんですね。
YouTubeではパーカッションやベルを鳴らしている姿が多かったのに、実物はバリバリのドラマーさんで驚きました (笑)
赤いちゃんちゃんこ目指して、今後もますますお元気な活躍お祈りしております。
そして、お誕生日おめでとうございます。
飯田舞オフィシャルサイト
http://www.jam-st.ne.jp/usp/produce/iidamai/iidamai.htm
飯田舞Twitter
https://twitter.com/mai_iida
飯田舞Amazon検索
http://amzn.to/2ASqjzd
--
bell（@bellstown21）follow ME!
いろんなこと書く人。比較的なんでも食べます (笑)
Twitterをフォローしていただければ更新時に呟きます
タグ
タイトルは『同じ空を見上げて～手を伸ばした先に～』。
今回の記事は、レビューと雑感の二段構成で書いてみようと思う。（敬称は略します）
レビュー
開場時間の前には到着していたのだが、あいにく奥手なわたしは会場前でウロウロしたまま入りそびれてしまった (笑)仕事帰りの彼女と電話をしたり、近くにあったペットショップを覗いて、開演15分くらい前に入場。
会場を見渡すと（予想通りではあるんだけれども）大半が男性で、顔見知りが多いのか、オーディエンス同士が思い思いに会話をしている。
苦手だけれども、嫌いな雰囲気ではない。
開演予定時刻から10分ほど経った頃、照明が暗転し、飯田舞が登場。
背筋をピン……と伸ばして舞台下手のピアノへ一直線。そして静かに着座した。
まさに「たおやか」という表現がぴったりである。
一瞬の静寂の後、手をそっと鍵盤に伸ばし、口を開く。
力強く伸びやかな声が響き、優しい伴奏が重なる。
曲調にマッチングした蒼い照明の中、EP「My feeling」収録の「月の雫」から飯田舞ワンマンライブは始まった。
アルバムで何度も聞いたままの声、そしてピアノの音色が会場を満たす。
――と、2曲目で「あの曲」のイントロを奏で始めた。
「桜」だ。
ずっと聴きたいと思っていた、季節はずれなこの曲を、このタイミングで演奏していただけて本当に嬉しかった。
生歌で聴くと判るのだけれども、ファルセットが安定していて本当に美しい。
楽曲については言わずもがなである。
わたしの中では既にオーラスな雰囲気の中、オープニングのあいさつが始まった (笑)
ここからはバンドメンバー（A.Gt.、E.Gt.、Ba.、Dr/Per.の四名）を迎え入れての演奏である。
曲間に軽妙なＭＣを交えながら、飯田舞らしい優しい楽曲を何曲か聴かせてくれた。
ゆったりしたバラードが続いて、まったりムードがオーディエンスを支配し始めた頃、EP「Baby」収録の「そばにいて」からアップテンポコーナーが始まった。
オーディエンスに手拍子かタオル振りを求めるか決めあぐねた挙げ句、最後には「もう好きにして！」と言い放ち、アップテンポな４曲を披露する。
アーティストの演奏にオーディエンスが手拍子で応える、この一体感がライブの醍醐味だ。
代表曲「キミの隣で…」（ゲーム「絶体絶命都市３」主題歌）、最新リリースから「ふたりの空」（ゲーム「巨影都市」挿入歌）を歌い上げて１時間半ぐらいの本編が終了。
拍手の中バンドメンバーと共に舞台から降り、そのままアンコールの手拍子からの、間髪開けず飯田舞ひょっこり再登場（すぐ出てきた。笑）
アンコール1曲目。
ライブのタイトルにもなっている「同じ空を見上げて」（音源未発表曲）が演奏された。
歌詞とメロディの随所にエッセンスがちりばめられていて、まさに「飯田舞の集大成」といった趣の楽曲で音源の発表が待ち遠しい。
再びバンドメンバーを迎え入れ、ゲーム「絶体絶命都市４plus」主題歌の「約束の日」がオーラス。
あっという間の２時間、存分に飯田舞ワールドを堪能させていただいた。
全編を通して振り返ると、曲の流れも考えられ、静と動のメリハリが良い、そしてゲーム音楽から実績を積み上げてきた彼女らしいセットリストだった。
次のワンマンは１２月１日(金)＠Yokohama O-SITE。
タイトルは『同じ空を見上げて～辿り着きたい場所がある～』。
わたしは仕事で参加できないのだが、来年以降の飛躍に繋がるライブになればいいと願う。
興味を持った方は、どうかわたしの代わりに足を運んでいただきたい。
予約は飯田舞オフィシャルサイトから。
http://www.jam-st.ne.jp/usp/produce/iidamai/live/live_index.html
雑感
パフォーマーとオーディエンスの距離が近い、アットホームな雰囲気のライブだった。なにより先日書いた「桜」を生歌で聴くことができた時点で、わたしはもう感無量。
ご本人にも感謝の気持ちを伝えたのだが、それだけで足を運んだ価値があったと断言できる。
わたしは「会いたい」と思う人がいれば会いに行くように心がけているし、「伝えたい」と思った気持ちは極力伝えるようにしている。
行動を起こさなかった後悔より、行動を起こしたことで湧き上がる後悔の方が、よっぽど良い。
行動を起こさなかった結果、その機会が永遠に失われることだってある。
それはとても辛いことだ。
何かにつけて「こう在りたい」とか「これがしたい」とか、口にするのは簡単なこと。
でも実際のところ、その夢や目標に向かって一歩を踏み出したり努力をするのは難しい。一歩を踏み出す勇気も必要だ。
でも、その努力を継続するのは何倍も難しく、夢を達成するまで意志を貫くのは狭い戸口を通り抜けるかのごとく膨大なエネルギーが要る。
夢を実現させるために活動を続けるアーティストは、その存在自体がたまらなく眩しい。
たとえば大手レーベルに所属し、たくさんのスポットライトを浴びているアーティストだって、下積み時代を経験したからこそ今が在る。
飯田舞さんの「いつか大きなホールで演奏できればいいな」という夢、是非とも叶えていただきたいと思うし、こんな場末のブログでもその助力ができれば幸いである。
機会があれば、別のライブにも足を運んでみたい。
編集後記的なもの：
東大黒さん（通称「ボス」）って、きちんとドラムを叩くんですね。
YouTubeではパーカッションやベルを鳴らしている姿が多かったのに、実物はバリバリのドラマーさんで驚きました (笑)
赤いちゃんちゃんこ目指して、今後もますますお元気な活躍お祈りしております。
そして、お誕生日おめでとうございます。
飯田舞オフィシャルサイト
http://www.jam-st.ne.jp/usp/produce/iidamai/iidamai.htm
飯田舞Twitter
https://twitter.com/mai_iida
飯田舞Amazon検索
http://amzn.to/2ASqjzd
--
bell（@bellstown21）follow ME!
いろんなこと書く人。比較的なんでも食べます (笑)
Twitterをフォローしていただければ更新時に呟きます
