気まぐれな管理人による雑文サイト。Web小説「Rebirth」連載中 (笑)

未来の夢と希望が満載されたゴールデンボール( #ブリトラ )

2018年4月19日  2018年4月19日 
冒頭から恐縮なのだけれども、ひとつ謎かけを。

問1
どんなに強い男達、どんなに弱い男達にも平等に与えられているものを述べよ

解1
『ゴールデンボール』 ブリーフ&トランクス



いきなり下ネタかよ!
……と思った方、申し訳ない。

ブリーフ&トランクスは、伊藤多賀之氏と細根誠氏が結成したフォークデュオ。
彼らは「半径5メートル以内の日常生活」について真剣に歌っている。
伊藤多賀之氏の闘病によって解散したが、2012年に再結成された。
ブリトラ再結成後のシングル一発目が、冒頭の「ゴールデンボール」だ。

ブリーフ&トランクス オフィシャルサイト
http://briefandtrunks.com/

ブリトラを語ると、その癖が強い歌詞に注意が向いてしまう。
けれどもサイモン&ガーファンクルをリスペクトしたアコギサウンドと、流麗なメロディラインも大きな魅力。
そして伊藤多賀之氏は、けっこうギターが上手い。
(上から目線な書き方でゴメンね。でも本当に上手いのよ)

ただし。
歌詞がアレな楽曲が多いので、万人にお勧めできないのが辛い (笑)


んで、今回とりあげた「ゴールデンボール」。
パッと聞いた感じは「下ネタ満載」なのだけれども、しっかり歌詞を聴き込むと非常に奥深い。
生き残れ 僕らのゴールデンボールよ
人類滅亡のシナリオ ぶち壊してよ
下から蹴らないで ゴールデンボールを
何億個もの命がそこで 時を待ってる
僕らの未来の空が 灰色でも輝き続けよ

少子化に貢献しているわたしとしては、「なんと力強い歌詞なのだろう」と思わず唸る。
ますます少子化が進んで未来が危惧されるご時世。
この歳になって、改めて「子どもは日本国の宝だ」ということを実感するようになった。

子どもが絶えてしまえば、やがて我が国は滅びる。
だからこそゴールデンボールが産み出す明るい未来に思いを馳せよう。
そんな灰色の時代を吹き飛ばす、ゴールデンボールの力強さ。
しらけた時代に打ち勝つ力を今、ゴールデンボールに託そうではないか。

ブリトラを笑ってもよい。
しかし未来の夢と希望が満載されたゴールデンボールを笑ってはいけない。
そして叫ぼう。

グッジョブベイベー!!

編集後記的なもの
次回はブリトラ史上最大の問題作である「あの歌」を取り上げようかと思う
(ガチで怒られそうだな。笑)


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bell(@bellstown21
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