気まぐれな管理人による雑文サイト。Web小説「Rebirth」連載中 (笑)

音楽業界への挑戦状( #近藤晃央 #ゆえん2 に込められたメッセージのbell流解釈)

2018年4月10日  2018年4月10日 
近藤晃央「ゆえん2」ライブ感想の最終記事。
ご本人はMCで「今回、難しいことは言わない」と語っていた。
けれども、わたしは「とてもメッセージ性の強いライブだった」と終始感じていた。
総括として書くこの記事では、わたしが一参加者として感じた解釈を再構築してみたい。

……なんて書くと「せん越だ」とのお叱りを受けるかもしれない。
でも第三者の勝手な感想だからこそ書けることがあるかもしれない。
アーティストからは発することができない、そんな秘めた声を代弁できるかもしれないでしょう?

#いちおうお断り
#ブラックな内容がお嫌いな方はブラウザーバックでお願いしますね
#ぼやかして書くように心がけていますが、具体的な固有名詞が若干登場します
#もちろん批判や酷評は甘んじて受け止めます

「今はヤバいほどCDが売れない」発言について
今回のライブは近藤晃央なりの問題提起であり、強い反骨精神の表れでもあったことは想像に難くない。
ご本人も「旧盤のレコ発がテーマ」と語っていたからね。
プロモされるのは新譜ばかりだけど、旧譜にもいい作品がたくさんあるのは間違いない。

ここから先は完全に私見なのだが、ぶっちゃけ今の音楽業界は屋台骨が完全に腐っていると思う。
もっと具体的に言うと、わたしは世を席巻した「アキバ商法(握手券などを同封して大量購入を促すアレ)」が大嫌いだ。
それに便乗する二番煎じな輩には「音楽家なら音楽で勝負しないか?それともできないか?」と、小一時間ほど問い詰めたい
#ただしプロデューサーとしての秋元康の手腕をディスるつもりはありません

結果「音楽」と呼ぶに値しない駄作ばかりがチャート上位にのし上がって巷に溢れた。
それでは音楽離れやCD離れはますます加速し、音楽のクオリティがスパイラル的に下がるのは当然。
工場生産のように音楽が量産され、そして使い捨てられていると感じるファンは少なくないだろう。
ある意味「業界人の自業自得」といった側面は否めない。

新曲『クレーマー』について
昨今つまらない理由でクレームをつける人が増え、企業側が謝罪する事態が常態化してきた。
その波は音楽業界にも押し寄せている。

たとえば下衆な週刊誌が書いたアホみたいな記事の所為で、才能あるアーティストが引退表明した件は記憶に新しい。
他にも「ファン」を自称するクレーマー気質な人たちの発言が、アーティストを萎縮疲弊させることもあるだろう。
いずれもクレーマーであることには変わりなく、アーティストからしたら「この世でいちばん怖いモノ」だ。

クレーマーのように卑怯な連中に、わたしは「アーティストを音楽で評価しろよ!」と声を大にして叫びたい。
それができないなら、せめて黙っていて欲しい。
そのような輩どもによって、アーティストの自由な表現の場が奪われるようなことがあってはいけない。
#でもわたしは「ゲス no 極み乙女。」や「SEKAI の OWARI」の良さを理解できない人間です

『なんでも課金』発言と『どうせYouTubeで見てんだろ』発言について
報道によると、YouTubeの台頭がCD離れを加速させているらしい。
統計を確認したことはないが、配信を含む課金制システムもその一端を担っているような気がする。
この異常事態は、おそらくアーティストの懐具合にも少なからず影響を与えているだろう。
そこで正義の味方「著作権料を公平に管理配分する」JASRACさんの出番である。

しかしわたしは所詮「カスラック」とかいう、既得権益に群がるしか能がない、薄汚いジジババ集団には心底嫌気が差している人間だ。
連中が日本の音楽を殺した大戦犯だと考えているし、彼らの懐を潤したいとは微塵も思わない。
音楽教室の演奏にまでケチをつけ、お上を動かして合憲化するなんて言語道断。
ましてや利権ズブズブの忖度なんてまっぴらごめんだ。

一方そんなくだらない理由で、ファンがアーティストを見殺しにしてはいけないとも感じている。
そしてJASRACの圧政に危機感を感じる、心あるアーティストたちは大勢いるに違いない。
我が国の音楽が廃れなければ、そして彼らが真摯な態度で音楽と向き合い続けることができれば、いつか彼らが腐った時代の流れをたたき壊してくれるはずだ。

結局なにが言いたいかというと
まだまだ書き足りないのだけれども、とりあえず三つほど問題提起をしてみた次第。

ベートーベンの生きていた時代から現代に至るまで、くだらない横やりを入れるのは何も判っちゃいない外野だと相場は決まっているのですよ。
クレーマーやカスラックや下衆連中には、面従腹背でけっこう結構コケコッコー。

わたしは「より良いものを届けたい」と願うアーティストの魂をこそ信じたい。
なにより音楽の力はまだ生きている。
だから、みんなでCD買おうぜ。
みんなでライブに行って、アーティストに声援を送ろうぜ。
みんなの精いっぱいの「ありがとう」を、かけがえのない「あの人たち」へ届けようぜ。

ーーどうか声の限り、あなたの気持ちを届けて欲しいのです。

小声で言い訳: ブラックでゴメンね。悪気はないのヨ  m(_ _)m


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bell(@bellstown21
いろんなこと書く人。比較的なんでも食べます (笑)
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