2017年10月20日のこと
2017年10月20日の金曜日、とある方が亡くなりました。
母と一緒に、お見舞いに行こうと計画していた矢先の訃報でした。
※訃報を聞いたのは10月25日の水曜日のことです
その方は筋萎縮性側索硬化症(通称ALS)を患っていました。
病気の進行を少しでも遅らせるべく、懸命な闘病生活を送っていました。
詳細な死因は伺っていませんが、おそらく病気に由来した何かが起きたのでしょう。
実はその方。
わたしが、このブログを始めようと思い、このブログで書いてみようと思ったこと。
そのきっかけを作った人たちの中の、ひとりです。
わたしがその方と出会ったのは、まだ学校に上がる前のことでした。
けれども、わたしとわたしの家族に大きな影響を与えた方です。
まさに「わたしとわたしの家族の生き方を変えた人」と言っても過言ではありません。
どちらかと言えば、大きな不幸の種をわたしとわたしの家族に持ち込んだ張本人です。
でも恨んでいる訳ではなく、ある意味では感謝さえしています。
その方がいなければ今のわたしは居ませんし、悪いことばかりではなかったから。
んー。。。でも、それでも。
心の底のどこかでは「亡くなってくれてホッとした」と思う、冷酷な自分もいます。
実際のところは、よく判りません。
人の心は、それほど単純ではないのですよ (笑)
娘さんからは、安らかな最期だったと伝え聞いています。
だいぶ前にご主人を亡くして寂しい思いや辛い思いをしたに違いありませんが、そのような思いをすることも、今はもうありません。
そして彼女は(たとえ偽りだったとしても)希望を持って旅立つことができた。
なにより病気の苦しみから解き放たれたのです。
そんなアレコレが、せめてもの救いなんだろうと思うことにします。
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