気まぐれな管理人による雑文サイト。Web小説「Rebirth」連載中 (笑)

唐突にTHE ALFEEのアルバム紹介文でも書いてみようか(DNA Communication)

2018年5月30日  2018年5月30日 
本当に唐突にレビューでも書いてみたくなった。
#ただ、それだけです (笑)

レビュー第一弾は、1989年3月に発売された「DNA Communication」から。
近年のTHE ALFEEとはひと味違った、フォークロック色を色濃く残したアルバムだ。
全13曲の一言レビュー、さっそくいってみよ~~ (笑)



M1. Heart of Justice
イントロからパッキンパッキンの、乾いたストラトサウンドを荒々しく奏でる。
その歌詞はなかなか衝撃的で、反戦的、反革命的、かつ挑戦的だ。

『悪魔に魂 売り付ける奴らに 愛や夢を語る資格などないのさ』


M2. 悲しみが消える時 ーyou are the rockー
前曲から一転、爽やかなフォークロックバラード。
アコギの音とハスキー調の坂崎ボーカルが、なんとも耳に心地よい。
青い少年少女は、いつしか孤独に気づき、やがて夢に近づく。

『無邪気な恋人よ なぜ別れたのか その答えは自分でつくればいい』


M3. Nervous Breakdown
虚ろな日常の中でくり返される、憂鬱な風景を切り取った楽曲。
削り取られていく精神は追い詰められ、気づけば逃げ場を失っている。
この前のライブで聴いたんだけど、12弦ギターの音がむちゃくちゃカッコイイ。

『あんなに燃え上がった恋人さえも 見慣れた風景にする』


M4. 19 (nineteen)
誰もが通り過ぎた、ティーンエイジャー最後の夏に捧げる賛歌。
取り戻せない過ぎ去った日々と、大人になりきれないもどかしさ。
何かを信じたい、でも信じ切れない、そんな不安定な気持ちをシャウトする。

『YOU ARE JUST 19 まだ君は 時代に間に合うはずさ』


M5. ふたりのGraduation
キャンパスで出会った若い2人の道は、いつの間にかすれ違っていた。
二度とは戻らない青春の日々、二人はお互いの時間を卒業する。
――高見沢先生は、とても秀逸なストーリーテラーだと思う。

『出会った頃はスニーカーのまま 歩いて行けると信じてた』


M6. Black Doctor
THE ALFEE楽曲としては非常に珍しいインストゥルメンタル楽曲。
全身全霊で、そのロックサウンドを感じるべし。
――言葉はいらない。


M7. Just Like America
誰もがゴールドラッシュを夢見て、大陸を目指したあの頃のように。
僕たちもまた、豪儀なアメリカンスタイルに憧れを抱いていたのだろうか。
でも僕たちがたどり着いた現代(いま)は、型に押し込まれたかのような毎日だった。
ダウンチューニングのアコギサウンドが、ご機嫌な一曲。

『JUST LIKE AMERICA 形ばかりを追いかけて
 JUST LIKE AMERICA 誰もが同じ顔なのさ』


M8. High-Heel Resistance
悪い曲じゃないんだけど、正直なんだかピンとこない曲だったりする。
ごめ~~ん (笑)

『想いが遠すぎて 同じ道をふたりで これ以上走れない』


M9. Wind Tune
THE ALFEE楽曲としては、とっても珍しいバースデイソング。
出会うまで別々の道を歩いていた二人の道が、いつしか重なり、見えない先へと続く。
高見沢先生の声が、ひたすらに優しい。

『Never Gonna Say Good-bye 君を想い出にしたくない』


M10. DNA Odyssey
アルバムのタイトルチューンであり、THE ALFEE三大組曲の二作目。
諦めた夢、忘れてしまった思い、麻痺した心は、何処へ終着するのか。
僕たちは出会い、愛し合い、DNAが受け継がれ、そして僕たちは海へと帰る。

『何のために僕達は出会うのだろう
 新しい命を君と創るためか それとも何かを伝えるためか
 DNA-Communication-』


M11. Kitto
中村雅俊さんに提供した「さよならが言えなくて…」のセルフカバー(英語歌詞)
なかなか難解な歌詞に仕上がっているけど、言いたいことは単純明快 (笑)
たとえ死が2人を分かつとしても、いつまでも2人の愛は消えないのだ。

『don't cry this life ends up only being someone new』
たとえ命が尽きても悲しまないで 生まれ変わってまた出会えるから(意訳)


M12. Loviog You
高見沢が甘く、狂おしく歌い上げる、コテコテ激甘なラブバラード。
言葉より雄弁に語る、激しいギターソロが鼻血ブーものである。
ライブで聴いたことはないけれど、たぶん、おなかいっぱいになっちゃうな (笑)

『痛み 涙 昨日 すべて僕が忘れさせよう』


M13. FAITH OF LOVE
――たいせつな恋人を傷つけてしまった。
そんな苦い思い出を秘め、ひとり旅立つ男の胸に、一陣の風が吹き抜ける。
人を傷つけ、傷ついた戦士の旅が終わる日は来るのだろうか。
ヒゲサングラスの桜井賢が、強面の顔に似合わぬ甘い声で歌うバラード。

『男の誇りなど些細なものさ 君に甘え過ぎ すべてをなくした』


あとがき
なるべく簡潔にしたつもりなのに、すっげー長文になってしまった (笑)
全曲レビューなんて、するもんじゃないな。
最後まで読んでくださった方、いらっしゃいますか?
いらっしゃいましたら、本当にありがとうございます m(_ _)m


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bell(@bellstown21
いろんなこと書く人。比較的なんでも食べます (笑)
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